
きな粉や抹茶、和三盆。日本には、昔から受け継がれている和の素材があります。自然の風味を生かしたどこか素朴な味わいは、和買いなどにぴったり。そんな和の味にもっと親しんでもらおうと和の素材を洋菓子と組み合わせ、新しいお菓子を作り続けているケーキ屋さんが、今回ご紹介する「ケーキハウス ショウタニ」です。
大阪に隣接する兵庫県尼崎市。もともと工業地帯として知られ、芦屋や神戸とは一線を画した雰囲気を持つ街にあるこのお店は、特に地元住民のファンが多い人気店。手土産や記念日のケーキを買い求める人、おこづかいを握りしめておやつを買いにくる子どもたちなど、お店はいつもお客さんでにぎわっています。ショウタニのお菓子は、地元・尼崎出身のオーナーシェフが、もともと好きな和菓子や和の素材をベースにした洋菓子を「日本菓子」と名付け、日本人の口に合う味や見た目にこだわったものばかり。
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歴史ある街・京都には、伝統を受け継ぎ、暖簾を守り続ける店が数多くあります。安政3年(1856年)創業の「満月」もそのひとつ。京都大学の近く、学生街として知られる百万遍。観光地としての京都とはまた違う魅力を持ったこの街の一角で“阿闍梨餅”の看板がひときわ目を引く和菓子屋さんです。
こちらで作られている京菓子は4種類のみ。「それぞれの菓子に合う餡は違う」と、餡の素材や味付け、加工法まですべて変えているため、どうしても多くの種類を作ることができないからなのだそう。そのなかでも看板商品として人気を集めているのが、今回ご紹介する「阿闍梨餅」です。商品名の“阿闍梨”とは、高い位を持つ僧侶のこと。まんなかが盛り上がった形は、比叡山で千日回峰行を行う阿闍梨がかぶる網代笠をかたどったものなのだとか。
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“日本の5大洋菓子”といえば、ショートケーキ、シュークリーム、モンブラン、チーズケーキ、そしてプリンを指すのだとか。もともとは西洋から入ってきた洋菓子ですが、日本の菓子職人たちが日本人の好みに合うように作りあげたものです。今回はそんな洋菓子のひとつ、子どもから大人まで人気のプリンをご紹介します。
宇都宮のベッドタウンとして住宅地が広がる栃木県河内町。今年4月に宇都宮市と合併したこの小さな町で、最初の洋菓子専門店としてオープンした「ロンシャン洋菓子店」。デコレーションケーキや旬の素材を使ったお菓子など、ここにしかないオリジナルの洋菓子を作り続ける、町に根ざした小さなお店です。なかでも、東京など全国各地で洋菓子作りの腕を磨いた初代シェフが、看板商品として試行錯誤の末に作りあげたのが「まろやかプリン」でした。
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盆梅展

学生時代を送った神戸で39年ぶりに教養課程の中国語クラスの同窓会に参加した。いい歳こいて30分後にはみんな子供だった。