あなたにとって「思い出のお菓子」といえば、何を思い浮かべますか？今回ご紹介する焼き菓子を作ったシェフの思い出のお菓子は、昔お母さんがよく作ってくれた「マドレーヌ」。そして９歳の頃、初めて焼いたマドレーヌをお母さんが喜んで食べてくれたときの笑顔が、パティシエの道を志すきっかけになったのだとか。

　シェフの原点とも言えるマドレーヌをお店のシンボルマークにした「ル パティシエ タカギ」は、東京・深沢にあるフランス菓子のお店。30種類以上のケーキと焼き菓子がズラリと並び、スイーツ好きの御用達として、オープン以来高い人気を誇っています。そんなシェフが作り出すお菓子は、素材の味と香りを生かし、繊細でバランスのとれた味わいが特徴。「パティシエとして、あの日の母の笑顔を一人でも多くの人に」というシェフの心意気が伝わってきます。

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　今回の評判土産は、思い出のマドレーヌをはじめとする焼き菓子たち。イチオシは、レモンと発酵バターの豊かな風味がとけ合った＜マドレーヌ＞。シェフがスペインで買い付けてきた最高級アマンド（アーモンド）パウダーを使い、しっとり焼き上げています。また、ショコラティエとしても腕をふるうシェフのオリジナルショコラをプラスした＜マドレーヌショコラ＞は、チョコレートのコクが自慢。さらに大人の味の＜赤ワインといちじくのパウンドケーキ＞や、紅茶風味の生地にマカダミアンナッツたっぷりの＜マカダミアン＞、栗の渋皮煮がゴロッと入ったバニラの香り漂う＜マロン＞の５種類を詰め合わせました。どれも真心こめて手作りされたリッチな味わい。

　雨が続き、気持ちまで沈みがちになってしまうこの季節。やさしさあふれるお菓子で、幸せな気分に浸ってみませんか。

お菓子を通して愛と感動を伝える店
【ル パティシエ タカギ】
東京都世田谷区深沢5-5-21
TEL03-5758-3393
http://www.lplctakagi.jp/

■デザイン/有限会社ガラモンド ■写真/オフィスtag 谷内寿隆