
「きらく」に食べよう。

お茶の時間に食べるお菓子や食後のデザート。ほっとひと息つきたいときに甘いものがあるとうれしい、という方も多いのでは。せっかくなら、おいしいものを食べて幸せなひとときをすごしたいですね。
今回ご紹介するのは、広島にあるワッフルのお店「櫟」。店名の「櫟」とはどんぐりの樹のこと。素朴などんぐりのように、誰からも親しまれる店をイメージして名付けられました。さらに、櫟は「木(き)」と「楽(らく)」の文字が組み合わさってできています。「お皿もナイフもフォークも使わず、“きらく(気楽)”に食べられるように」という想いも込められているのだそうです。
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そんな櫟自慢のワッフルは、ひとつひとつすべて手作り。ふんわりやわらかく焼き上げた自家配合のワッフル生地に、季節の果物やワッフルにぴったりの素材とクリームをサンドしています。ベースとなるクリームは、盛り込む素材に合わせてカスタードクリームと生クリームを使い分けるこだわりも。
ひとくちいただいてみると、生地とクリームのバランスがちょうどよく、しっとりした食感でやさしく素朴な味わいです。生地もクリームも甘すぎないので、気づけば2個3個…と手が伸びてしまいます。
さらに驚いたのは、味のバリエーションが豊富なこと。ナッツをたっぷり使ったオリジナルの“櫟”や“キャラメル”など、定番の味から季節限定のものまで約30種類以上あり、いろいろな味が楽しめます。今回編集部が選んだのは、10種類の味がひとつずつ入った詰め合わせ。櫟では旬の味を大切にしていて、季節ごとに詰め合わせる種類が変わるので、どんな味が届くかもお楽しみのひとつ。みなさんでいろいろ食べくらべてみてはいかがですか。
人と人の縁を大切にするお店。
【菓子工房 櫟(くぬぎ) 己斐駅前店】
広島県広島市西区己斐本町1-12-7
TEL082-271-0434
http://waffle-kunugi.com/
■デザイン/有限会社ガラモンド ■写真/オフィスtag 谷内寿隆

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学生時代を送った神戸で39年ぶりに教養課程の中国語クラスの同窓会に参加した。いい歳こいて30分後にはみんな子供だった。